大会趣旨文

 現在、世界の情勢はテロリズムの脅威に怯える一方で、「自国第一主義」の波が押し寄せ、民族・国家間の対立と分断が深刻化しています。東アジア地域においても、北朝鮮の核開発、ミサイル発射実験によって、かつてないほどに緊張が高まっています。一方、国内に目を転じれば、個人主義の行き過ぎからくる家族の崩壊、人と人との絆が希薄になっていく「無縁社会」の出現、世代間の葛藤なども大きな課題です。

こうした中で、2013年の夏に日韓両国の友好親善と朝鮮半島の平和的統一を願って、両国の若者たちが自転車で国土を縦走することで始まった「Peace Bike運動」は、その後さらに多くの世界の若者たちに呼び掛け、アフリカの喜望峰から南米チリのサンチアゴまでの縦走を目指す「Peace Road運動」として大きく発展するに至りました。

昨年の日本におけるPeace Road運動は、「人体の毛細血管のように」をテーマに掲げ、地域密着型社会運動を目指し、地域ごとの自転車走行と共にシンポジウム、セミナーなどの関連行事を開催し、同時に熊本大震災の被災地・益城町役場への寄付金活動等も行いました。また世界各国のライダーが参加する大韓民国を縦走するプロジェクトには、日本代表団として青年数名を送り、韓国・憲政記念会館で行われたシンポジウムで、ライダーの貴重な体験をスピーチする時間が持たれました。そのような実績の上で代表ライダーたちが、一般人が立ち入ることのできないDMZ(軍事境界線)を走行できるようになりました。

その土台の上で、Peace Road 2017 in Japanはもう一度原点に戻り、北は北海道宗谷岬から南は沖縄までをリレー形式で縦走すると同時に、「連結」をテーマとする様々なイベントを展開いたします。また、日本の文化の一つである「千羽鶴」プロジェクトも行い、この運動に賛同される皆様と共に平和と幸福の祈願を捧げる予定です。

 このPeace Road のイベントを通して、各国における異文化コミュニティー間の相互理解と和解が進むとともに、若者が新しい時代を切り開く平和の担い手として成長し、世界的な平和文化醸成の一助となるように、各界各層の皆様の積極的なご賛同・ご支援をお願い申し上げます。

Peace Road 2017 in Japan 中央実行委員会

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メディア報道

6月22日 稚内プレス