大会趣旨文

Peace Road 2020 in Japan 趣旨文

2013年の夏に日韓両国の友好親善と朝鮮半島の平和的統一を願って、両国の若者たちが自転車で国土を縦走することで始まった「Peace Bike運動」は、その後さらに多くの世界の若者たちに呼び掛け、アフリカの喜望峰から南米チリのサンチアゴまでの縦走を目指す「Peace Road運動」として大きく発展するに至りました。

昨年の日本におけるPeace Road運動は、北は北海道宗谷岬から南は沖縄までをリレー形式で縦走し、賛同される皆様と共に平和を祈願しました。この運動は、日韓関係が厳しさを増す中で、民間次元での友好親善を促進するためのプロジェクトとして位置づけられ、北海道での縦走に韓国のライダーを招き、その返礼として韓国での縦走に日本のライダーが合流しました。日本各地を結んだ「縦走旗」は玄界灘を渡って韓国に運ばれ、南北分断の現場である臨津閣まで到達して、南北の平和統一を祈願しました。

一方、中国の武漢に端を発し、今年に入って全世界に拡散した新型コロナウイルスは、いまや第二次世界大戦以降に人類が直面した最大の試練であると言われています。感染症を防ぐために人と人との間に「社会的距離」を取ることが要請され、国同士を結ぶ交通手段が寸断されると同時に、相互に入国制限をせざるを得ません。ある意味で、これほど人と人、国と国との関係性を破壊し、互いに孤立させるものはありません。

現在の危機を乗り超えていくためには、結束、協力、対話、思いやりの精神が必要です。われわれは人類一家族の一員です。このようなときこそ、人類の精神的連帯を促進するためにPeace Roadを開催する意義があると言えます。そこで新型コロナウイルスの感染防止には最大限の注意を払い、万全の対策を行いつつ、今年も7月1日から8月31日までの日程で、全国でPeaceRoad運動を展開することにいたしました。

このPeace Roadのイベントを通して、各国における異文化コミュニティー間の相互理解と和解が進むとともに、若者が新しい時代を切り開く平和の担い手として成長し、世界的な平和文化醸成の一助となるように、各界各層の皆様の積極的なご賛同・ご支援をお願い申し上げます。

Peace Road 2020 in Japan中央実行委員会